2008年のテーマは、ズバリ「環境」でしょう! 【2008.01】

日本住宅の可能性
前田: でもね、実は日本の住宅ってまだまだ可能性がすごくあることを感じているのです。 つまり環境に対するチャンスが多いのです。まだ対応していないだけ。 例えば、電化製品はもう省エネタイプのものがほとんどですよね。 それに比べて住宅は格段に値段が高いわりに、断熱を例にとってもあまり対応しきれていない。 省エネのエアコンが付いていても意味をなさなかったりするのです。 そういった電化製品を使用する環境である建物自体が未成熟なのです。 これからもっと工夫すれば消費削減できます。さらにはCO2を出さない、というものへ。 実はここでひとつ明確に切り離して考えなくてはならないことがあります。 それは省エネと、CO2排出削減は若干違う。お金はちょっとかかるけど、CO2削減に繋がるということがあるからです。 だから、ちょっとした発想の転換ですかね。同じ値段ならば、CO2の出ないものにしようという考え方や、 遠路はるばる遠いところから運んでくるものより、地元で採れた野菜を食べようという発想によって、輸送時に掛かるエネルギー消費を削減することができるという考え方ですね。
聞き手: 日本は、その食料自給率の問題から、ようやく「地産地消」という言葉も浸透してきたように思いますが、 実はエネルギー消費削減の意味も含んでいるのですね。実に合理的と言えます。
前田: しかし、合理的なことは重要ですが、とはいっても世界全体の経済活動が回ることが前提ですから、 環境を意識した取組みには必ず痛みは伴いますよ。そして痛みをどうやって分けていくか。
聞き手: 先程出た「途上国・第三国」の痛みを共有することに通じますね。
前田: だから、我々が今できるところから、ということです。




















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